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当帰(とうき)/生薬;薬草;健康食品;薬膳;漢方薬;通販

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【会員価格】

【商品名称】当帰(とうき)/生薬;薬草;健康食品;薬膳;漢方薬;通販
【商品規格】50g、500g/袋
【商品製作】[産地]中国甘肅；[加工/包装]三元漢方
【形    質】生薬;薬草;健康食品;薬膳;漢方薬;通販
【貯    蔵】密封。光を避け、乾燥した所に置いてください。
【成    分】
当帰 Angelica sinensis(Oliv.) Diels の根を乾燥したもの。根頭部を帰頭、主根部を帰身、支根を帰尾（または当帰鬚）という。精油を約2%含有し、その構成成分はリグスチリド、n-ブチリデンフタリドである。クマリン誘導体としてベルガプテン、スコポレチン、ウンベリフェロンなど、ポリアセチレン化合物としてファルカリノール、ファルカリンジオール、ファルカリノロンなどを含む。

【効    能】
[性*味*帰経]性温、味甘*辛；帰心*肝*碑経

[薬理作用]補血作用*理血作用*月経調整作用*潤腸作用*活血調経作用；芳香性で、冷え症の婦人を治す要薬です。強壮、鎮痛、鎮静、貧血、冷え症、婦人病；抗菌、鎮痛、抗炎症、循環促進、血中コレステロール値を下げる。肝臓の強壮、鎮静、子宮刺激、葉酸とビタミンB12が豊富です。当帰のアルコールエキスは低濃度で家兎頸動脈血流を亢進、高濃度では逆に抑制、その水エキスは家兎に対して静注、経口のどちらでも眼圧、血圧を下げる。漢方において当帰を緑内障治療薬とする意味を実験的に証明した。その作用点は心臓あるいは血管側の末梢にあるものと推察される。当帰が婦人の要薬という観点から、子宮およびその他の平滑筋に対する実験も行われている。当帰の水浸出液を家兎に静注すると、その子宮、小腸、膀胱、動脈等の平滑筋興奮作用がある。

[臨床応用]
1.血虚による各病症に用いる。補血に良い効果がある。常に補気薬を配合する。例えば、当帰補血湯は、すなわち当帰と黄耆の配合で、血虚証に用いる。
2.生理不順、閉経、月経痛に用いる。当帰は、補血、活血のほか、止痛作用もよく、婦人科の主薬である。例えば、当帰に川芎、熟地黄、白芍を配合したものが四物湯で、生理を調える基本方剤である。閉経には、桃仁、紅花など化瘀通経薬を加えて、生理痛には、香附子、延胡索などの降気止痛薬を加えて用いる。
3.虚寒による腹痛、瘀血による疼痛、打撲傷、痺証の疼痛やしびれなどに用いる。当帰は血虚、血瘀による疼痛に適して、かつ散寒の作用もある。例えば、当帰建中湯、当帰生姜羊肉湯は、どちらも当帰を虚寒による腹痛に使用したものである。
瘀血による肢体の疼痛を治療する活絡効霊丹は、丹参、没薬、乳香を配合したものである。大黄、桃仁、紅花を配合した復元活血湯は、打撲、捻挫の外傷に使用する。関節の痺痛あるいは四肢のしびれには、羗活、桂枝、秦艽などの虚風湿薬を配合する。例：蠲痺湯。
4.慢性化膿症に用いる。当帰は活血、補血、止痛の効能によって腫脹を消退し、膿を排出し、組織再生を促進するので、外科の常用薬でもある。例えば仙方活命飲は、銀花、赤芍薬、炮穿甲などを配合した、消腫止痛の作用のある方剤である。黄耆、人参、熟地黄、桂皮などを配合した十全大補湯は、膿を排出し組織再生を促進する効果がある。
5.血虚腸燥による便秘に用いる。多くは肉蓯蓉、生何首鳥、麻子仁などの潤腸薬を配合する。

  当帰は女性の健康と美容にはなくてはならない生薬と言われています。セリ科の植物の根で、強い芳香があり、味は甘く、辛く、からだを温める[温]の性質を持っています。中国の女性は昔から当帰を[美容の秘薬]としてよく使ってきました。現在でも中国南方の女性は当帰のドライシロップを飲む習慣があります。
  女性の一生は[血]とは切っても切れない関係にあります。中医学でいう[血]は人の生命活動を維持する基本の物質で、顔色が良く艶やかで、皮膚がふくよかで潤っていて、毛髪に光沢があるのも、目などの感覚器や筋肉や骨が円滑に動くのも、すべて[血]が十分にあってはじめてできることなのです。こころ、思考、気分などの精神活動を支えている物質的な基礎も[血]なのです。
  女性は毎月の月経で一定量の血がなくなり、しかも妊娠、出産、授乳には充分な血が必要です。だから、女性は常に血を養うように気をつけることが大切で、血の不足、血の汚れ、ドロドロした血は女性を悩ますトラブルのもとになります。当帰は足りない血を養い、月経不順、無月経、貧血などを改善します。当帰は良い補血薬として、[血虚](血の不足などの状態)によるいろいろな症状に効きます。また、血の汚れをきれいにし、ドロドロの血をサラサラにし、血の流れを改善して、生理痛、無月経、月経不順、シミ、目の下のクマを解消します。当帰は血を調節し、多くの[血症(血の異常)]を治し、血の病気にとっては非常に重要な薬なのです。
  当帰には、子宮を興奮させる成分が含まれています。子宮の機能を調整し、子宮平滑筋に対して興奮と抑制の両方の作用を持っています。子宮の中に圧力が加わったときには興奮作用を与え、不規則な収縮を規則正しくし、収縮する力を強めます。逆に、子宮の中に圧力がかかっていないときには、収縮をおさえる作用があります。また、ビタミンEの欠乏症を予防します。

　[皮膚は内臓の鏡]といわれます。血液はお肌に栄養物や酸素などを送って潤しています。血液が不足したり、血液の流れが悪くなれば肌が荒れてきます。当帰には大量の精油、ビタミンB、ビタミンA、ショ糖、ミネラルなどの成分が含まれ、血液に栄養を与え(養血)、血液の流れをスムーズにします(活血)。その結果、お顔もきれいになり、お肌もピカピカになり、潤いを持った光り輝くきめ細かな皮膚になります。
当帰の[養血]と[活血]の作用で、大腸を潤し、すべりやすくし、便秘を自然に解消することができます。しかも当帰は下腹部の血液の流れを改善し、粘膜を潤し、豊かなセックスライフを可能にしてくれます。また、赤痢菌、チフス菌、大腸菌などが増えるのをおさえる働きがあり、腸炎や下痢のときにも用いられています。
  お産の後の頑固な腹痛にも、当帰はよく効きます。しかも、血液の流れを良くし、血液の成分を調節し、女性ホルモンのバランスを整えますので、女性特有の[血の道]症を改善します。母親になって若返ったという人の秘訣はこの当帰にあるのです。

  また、肝臓に栄養を与え、その働きを保護し、強め、代謝を活発にさせますし、老化や[生活習慣病]の"元凶"ともいわれている活性酸素を取り除き、からだの調子をととのえてくれます。
  女性の健康、美顔、美容にとって当帰は非常に重要で、欠かせない生薬なのです。当帰養血精、当帰芍薬散、当帰飲子はすべて当帰を中心とした有名な中医学薬です。当帰はほんとうに[女性の宝、美容の女王]といっても言いすぎではありません。

【用    法】
[用量]生薬として使用：常用量は9～12g。表証には少量で3～9g。補血して血液循環?便秘を改善するときには、やや大量で12～30g、最高60gまで用いる。例えば産後の血虚に使用する当帰生姜羊肉湯の当帰の量は30g以上であるが、当帰補血湯の当帰は6gだけで黄耆の補助に用いられている(この方は“補血”という名がついているが、実際には補気することによって行血するのである)。

【注    意】
1.当帰を長期間あるいは多量に使用すると、咽喉痛?鼻孔の灼熱感などの虚火上炎(陰虚火旺)の症状があらわれる。このときは、処方中に金銀花?生地黄などの清熱涼血薬を適当に加えるとよい。
2.当帰には通便作用があるので、脾陽虚による下痢には使用すべきでない。平素軟便のものに当帰を使用する必要があるときには、白朮*茯苓を適当加えて当帰の潤腸通便の効果をおさえる必要がある。
3.当帰は温性であるので、肺陰虚*肝火旺*吐血が止まったばかりの患者などには使用すべきでない。
4.当帰は活血の効能が強いので、性器出血過多には使用しない方がよい。
5.湿邪停滞による腹脹、水様便にも使用しない方がよい。